乳和食 牛乳で減塩 高血圧予防 あさチャン!チャン知りメモメモ
今日(6月11日)のあさチャン!、チャン知りは「乳和食」でした。
和食に牛乳をプラスする料理で減塩をするそうです。
和食の弱点である塩分の高さを抑える乳和食。
考案者は管理栄養士の小山浩子さん。
乳和食のレシピ本出版や全国各地で講習会を開くなど活躍されているそうです。
「牛乳をダシ代わり、水代わりに使った新しい和食ですね」
「そこに減塩という要素が入っております」
と小山さん。
「あさりのミルク味噌汁」を教えて下さいました。
①鍋に入れた牛乳に鶏がらスープの素を少量入れる
②あさりを入れて強火で加熱
(牛乳が吹きこぼれないようにフタはしないのがポイント)
③あさりが開いたら火を止めて味噌を入れる
味噌は通常の半分以下の量で良い。(二人分で小さじ2杯)
④味噌を溶かして完成。
一般的な味噌汁の半分の塩分量でありながら牛乳のコクと旨みでまろやかな味になるそうです。
「牛乳は味の面ではコク、うまみ、甘味、酸味、苦味、塩味の6つ味を含んでいます」
「将来高血圧にならないためにも、予防のためにも乳和食はオススメですし、現在血圧が高めの方にも実践していただきたいなと思います」
と小山さん。
減塩してもおいしいので病院食にも最適だとか。
例えば天ぷら。
水の変わりに牛乳をたして衣を作るそうです。
加熱中に牛乳のたんぱく質が膜になって油の吸収を抑えてカラッとヘルシーな仕上がりになるんだとか。
さらに、タレのしょうゆを減らしても牛乳の旨みなどでおいしく食べる事が出来るそうです。
料理になることで、牛乳の味は感じなくなるそうで、牛乳苦手の方にも乳和食は好評のようです。
万能だし 【ミルク酢】の作り方
①牛乳を温める
②沸騰直前にお酢を加える (牛乳500mlに対し米酢大さじ2杯半)
③火を止めゆっくりとかきまぜる
④液体と固体に分離すれば完成
固体 ⇒ カッテージチーズ
液体 ⇒ 万能調味料 ミルク酢
「牛乳のカルシウムをはじめマグネシウムとかカリウムといった牛乳中のミネラルが8割以上、このミルク酢のほうに移行しております」
と小山さん。
牛乳の味はしないのに栄養や旨みがたっぷり入ったミルク酢は様々な料理に活用できるそうです。
れんこんのミルク酢しょうゆ炒め
(ミルク酢とポン酢を混ぜたタレでれんこんを炒める)
わかめときゅうりの酢の物
(ミルク酢に米酢と砂糖を混ぜて、その中にわかめときゅうりを漬け 込む)
塩を使っていないので塩分量を抑えてなおかつ牛乳のおかげでおいしく出来るそうです。
減塩料理って味気ない感じがして敬遠しがちですが、これは良さそうですね。
試食したスタジオの皆さんの反応も好評でした。
これは要注目ですね。
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