「時をかける少女」アニメの仲里依紗さんの声が真琴にぴったりな件
7月17日に日テレでアニメ「時をかける少女」が放映されましたね。
「バケモノの子」公開記念、細田守監督作品3週連続放映ということで、ナニコレ!祭り?!な状態でした。
「サマーウォーズ」、「おおかみこどもの雨と雪」、そしてこの「時をかける少女」。
ぜーんぶ好きです。大好きです!
「バケモノの子」も必ず観ます。
さて、「時をかける少女」ですが、
表題の通り、真琴の声が仲里依紗さんにぴったりというか、キャラそのものの声って感じでスゲーイイですよね。
そんなわけで思いっきり真琴に感情移入しながら観てしまいます。
まだ観てない方は、ネタバレ的な話もしてますのでご注意をお願いします。
出来れば映画を観てからのほうが良いと思います。
背景とか建物とかは実在の街をモデルにしているらしくて、なんだかリアル感があるのはそれゆえなんでしょうか。
モデルになった場所場所を巡る方たちもいるそうですね。
真琴が最初にタイムリープするあの踏み切りのシーン、何度観てもドキドキします。
スローモーションから自転車がぶつかった後、ふつうに動き出す。
最初観たときは特に衝撃でした。
今回、何回目かの視聴でしたがあのシーンはやっぱり平常心では観れません。
結果はわかってるんですけどね。
魔女おばさん 芳山和子さんとの会話のシーンも大好きです。
真琴の良き理解者。
原紗知絵さんの声の雰囲気も合ってますよね。
魔女おばさん、原作の主人公なんですよね。
彼女がその後どのような人生を過ごしたか後語り的な立場も担っているわけですね。
あと、窓から飛び出そうとする真琴を美雪ちゃんが引き止めるシーンも好きです。
美雪ちゃんカワイイですよね。
プリン食べちゃった事を一生懸命謝るくだり、妹萌えですわ。
タイムリープしまくっている真琴に言った和子さんの、
「真琴がいい目を見ている分、悪い目を見ている人がいるんじゃないの」
の一言が重みがありますね。
実際、その後真琴がタイムリープを繰り返す事で悪い目を見る人たちがでるわけで。
もちろん真琴が意図してやったわけではなくて、結果としてそうなったんですがその事で苦悩する真琴が痛々しいです。
真琴、千昭、功介の三人の関係も、いつまでも仲の良い三人組ではいられないのもせつないです。
千昭に告白されて戸惑ってタイムリープで無かったことにしようとする真琴。
何度も繰り返すあのシーン、観ててツラくなってしまいます。
真琴はあとで気付いて後悔するんですけどね。
真琴の不器用さがそうさせてしまったんでしょう。
早川さんとの関係もせつないです。
真琴が自分の気持ちに気付いて早川さんに千昭への思いを告げるシーン、早川さんも気付いていて認めてくれるのもキューっとします。
「ここ来るときすれ違ったのは千昭くん」のセリフも、最初とタイムリープ後で重みが違うというか意味が違うというか。
功介を助けるために踏み切りに行ったシーンがまたせつなすぎます。
千昭が自分の事を話すシーン、淡々と話す千昭の心情がとってもツラくて重いです。
「待ち合わせに遅れてきた人がいたら走って迎えにいくのがアナタでしょ」
魔女おばさんのこのセリフ、好きです。
この言葉が真琴の背中を押すんですよね。
最後の最後、
千昭が
「未来で待ってる」
の言葉に
真琴が
「うん、すぐ行く。走って行く」
がスゲーせつないです。
真琴の「やる事決まったんだ」
って何の事でしょう?
あの絵を千昭が住む未来まで残すように守ることでしょうか。
いずれにしても
最後、実にすがすがしい表情をしていた真琴ですから
自分の信じる未来を切り開いていくのでしょう。
本当に何度観てもキューっとしてしまいます。
これ、大好きです。
ただ、今回残念だったのはエンディングがカットされていた事です。
ファンの中には、この映画はエンディングが本編とまで言う人がいる位なので・・・。
エンディングで余韻に浸るところが次週のターミネーターの映像が流れて、一瞬で現実に引き戻されました。
放送時間の関係等もあるのでしょうけれど、せっかく素晴らしい作品なのだからエンディングも流してほしかったと思いました。
関係者の皆様、次回また機会がありましたら御検討の程、よろしくお願い申し上げます。
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