伝統工芸で活躍する女性たち チャン知りメモと感想
今日(6月19日)のあさチャン!、チャン知りは「女性が活躍 伝統工芸」でした。
近年、伝統工芸の世界で女性の活躍が注目されているみたいです。
伝統工芸というと、よく聞くのが後継者不足、若者が関心を示しにくい、などマイナスな話が多いようにイメージしてしまいますが決してそんなことはなかったんですね。
コーナーで紹介された皆さんはそれぞれ深い思い入れを持ち、伝統工芸の世界で頑張っていました。
花柄の瀬戸焼の陶芸家 野村晃子さん。
「工房ゆずりは」の様子が映し出されました。
職人さん全員が女性だそうです。
9人の女性職人さんが月に2500個を製作しているそうです。
色使いが鮮やかで繊細で、とても素敵でした。
3年間で漆工芸技術を学ぶ養成学校だそうです。
現在、生徒さんの9割が女性だとか。
皆さん漆に魅せられて工芸士の道を志したんですね。
塗り重ねは50回塗るそうです。塗っては研き、の繰り返し。
相当根気のいる作業ですよね。
だからこそあの深い漆の輝きが表現されるのでしょう。
漆というとやっぱりアレですよね、かぶれ。
気をつけていても作業中ほぼずっと漆を取り扱うわけでしょうから肌に触れてしまうのは避けられないでしょう。
肌についた漆を落とすのにサラダ油を使うというのは知りませんでした。
乾く前の漆は油に溶けるため肌についた漆も落としやすいそうです。
けっこう意外でしたね。
aerumeguro (東京・目黒)
「和える」代表取締役 矢島里佳さん
「日本全国の伝統産業の技術を生かした子ども向けの日用品を作っています」
とのことでした。
矢島さん、日本全国を巡って職人さんに依頼し、オリジナル品を作っているそうです。
一番の売れ筋商品は
矢島さんのアイデアで、器の内側に返しを作ってスプーンで食べ物を乗せ易くする工夫が。
「私達の今の日常の生活に、その技術を生かすことができたらもっと豊かな生活が送れるのにって」
「子どもたちに日本を伝えるのにすごくいいなって思う」
と、矢島さん。
日本伝統の品って良いものがたくさんありますよね。
手作りの物って、作り手の思いが使い手に伝わってなんだかとても暖かい気持ちになりますよね。
ぜひぜひ次世代に伝えていって欲しいです。
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