鍋帽子 魔法の調理器具?! あさチャン!チャン知りメモメモ
今日(6月3日)のあさチャン!、チャン知りは「鍋帽子」でした。
鍋帽子暦10年の主婦の方が登場していました。
「鶏肉と夏野菜のトマト煮込み」と「土鍋ご飯」を作るみたいです。
トマト煮込みは10分、土鍋ご飯は3分、火にかけただけです。
あとの調理は鍋帽子をかぶせて待つだけ。
ガス・電気の使用が抑えられてとってもエコですね。
保温中は何もせず放っておいて大丈夫。
鍋帽子を約20分被せた土鍋ご飯、ふっくらでおいしそうです。
トマト煮込みもイイ感じに煮込まれていました。
まさに魔法の調理器具ですね。
ポトフを作るのにも沸騰してからコトコト煮込む時間、わずか5分。
鍋帽子を被せて1時間でおいしいポトフの出来上がり。
これは、ありえないと思わせるほどの衝撃ですね。
管理栄養士の丸井浩美さんは、
「ゆっくり温度が入っていくので、材料が煮崩れなかったり、おいしさが逃げなかったりしてお料理がおいしく仕上がるところが一番のメリットかなと思っています」
との事でした。
火で加熱をし続けないので焦げ付かない。
水分が蒸発しない70℃から95℃を長時間保つ。
そのため、食材の旨み、香り、風味を失わない。
というメリットがあるそうです。
鍋帽子 作り方講習会もあるんですね。
手作りだと一層愛着がわきますね。
現在、鍋用の保温カバーは様々な種類があるそうですが、鍋帽子には長い歴史があるそうです。
その原型となったのは「火なしこんろ」というものだとか。
大正5年の婦人之友に紹介記事が載っていました。
婦人之友社編集部の小幡さんは
「エネルギーを少しでも使わないですむ生活をということで、
広島で鍋帽子を作って広めていく活動が2000年に始まりました」
とおっしゃっていました。
火にかける時間が少ないから焦げつかないのがイイですよね。
かき混ぜないから崩れないし。
煮物料理を作る時、長時間火にかけるからガスいっぱい使っちゃってるなぁっていう心配がなくなるし。
調理後もかぶせておけば長時間保温されて温め直しがいらないなんて、画期的。
本当、イイことづくめですね。
これはイイ物を知ってしまいました。