テレファーム リアル農業ゲーム?! あさチャン!チャン知りメモメモ
今日(6月1日)のあさチャン!、チャン知りは「リアル農業ゲーム」でした。
インターネット上の畑と実在の畑が連動する、世界初の農業サービスだそうです。
愛媛県松山市、テレファームの遠藤忍さんがユーザーからのオーダーを受けて苗を植えて育成するというものらしいです。
虫に食われたら畑の中の苗に虫のイラストが出現。クリックすると虫の名前などが表示されるそうです。
成長過程が写真で送られて来るので自宅で観察をすることが出来るという点も楽しいですね。
季節によりイノシシやウサギが農園を荒らすこともあるそうで、被害状況も報告されるそうです。
野菜は完全無農薬の有機野菜。
オリジナルのペットボトル農法で育てられているそうです。
ペットボトルが温室の役割をするんですって。
松山市の済美高等学校では、農業の勉強になるとして課題研究のひとつとして取り入れられているそうです。
先生は
「実際にクリックするだけなんですが自分が育てているという気持ちが強くなっているみたいでとても授業のノリはいいと思います」
と、おっしゃっていました。
収穫した野菜は文化祭で販売したり、料理して近くの高齢者施設などで配られたそうです。
生徒さんは、
「農業って難しいイメージがあったんですけど、インターネット上でできるということで簡単に楽しくすることが出来ています」
との事でした。
遠藤さんは
「どんどん若い人を増やして農村地域を元気にしていきたい」
とおっしゃていました。
このリアル農業ゲーム、
・農業従事者にとっては一年を通じて安定した収入が見込める。
・若者が農業に就業する機会が増える
・消費者は安い値段で安心な野菜が手に入る
というメリットがあるそうです。
なかなか興味深いですね。
ネットとリアルの融合ってこういう形もあるんですね。
面白い取り組み方だと思いました。